てんげんつう


2019年08月31日 読了
 若だんなの許嫁、於りんの一家が、店を閉めてみんないなくなっている。
そんな知らせを受け、若だんなは寝床から動けない自分を情けなく思いつつ、獏久の力を借りて悪夢へもぐりこむ。

 若だんなのところにやって来る妖達は、人とは理が違うために、いろんな無理を言ってくる。それに巻き込まれるのは相変わらずだが、いつもは寝付いていても考えが冴える若だんななのに、今回はほとんど知恵が出てこなかった気がする。

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