インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー


 18世紀、独立戦争中のアメリカ、英国兵のエドワード・ターナーが殺人容疑で投獄された。
植民地開拓者の3代目のウィルソン家から依頼された記者のロディは、エドが投獄された経緯を聞きに監獄へ訪れ、被害者である先住民族の息子アシュリーの手記を見せる。
するとエドはその手記は改変されていると気づき、なぜそんなことになったのか推理を始めた。

 外科医ダニエルの元で仲間たちと解剖に明け暮れていた前の2作とは全く違い、今作は戦時中で獄中のエド。
これまでとの様子が違いすぎてなじめなかった。
また、ダニエル先生たちとの掛け合いの楽しさももちろんなく、エドの推理はなるほどと思えるがただそれだけで、長い愚痴を聞かされているようなつかみどころのない話で終わった。
シリーズ最終作というには残念な最後。

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