刹那の夏


 災害により甚大な被害を受けた地にボランティアとして訪れた女性二人組。
宿の娘は、生涯独身を貫いた伯父の遺品であるミニチュアの文机と本が入れられたボトルを彼女たちに見せる。
ボトルの中の本の開けない頁に記されているはずの言葉をみつけるため、三人は伯父が少年時代の夏の追憶を綴ったノートから、隠された秘密を探っていく。

 ちょっと切ない誰かとの交流を描いた短編集。
どれも悲しい出来事が多く、静かに語られるが、暗い雰囲気はない。

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