警視庁公安部外事一課の倉島は、研修の講師を務めるよう要請され、ゼロの研修から戻った後輩の西本と台北に向かった。
そこで、サイバー攻撃を受けた日本企業の台湾法人から、捜査を依頼される。
ところが、その会社のシステム担当者が殺害されてしまう。
現地の殺人捜査をする機関から疎ましがられながらも、倉島はサイバー攻撃と何らかの関連がありそうだと感じて捜査に加わりたいと申し出る。
ロシア人スパイのヴィクトルと戦った倉島だが、倉島が主人公となったら急に平坦になる。
事件もスパイも裏切者も出てくるのに、なぜか盛り上がらない。
ヴィクトルの話は面白かったのに不思議だ。
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