投稿日: 2019年11月7日 投稿者: moko空を見上げる古い歌を口ずさむ 2010年03月15日 読了 みんなの顔が「のっぺらぼう」に見える。 息子がそう言った時、父は思い出した。 兄に、会わなきゃ。 20年も姿を隠していた兄。その兄が語る「あちら側」と「こちら側」の人たちの話。 昔の日本の、ちょっと変わった町で起こった出来事は、とてもシュール。小路作品の中ではちょっと後味が薄いけれど、兄の語る口調が優しいので最後まで穏やかだった。 空を見上げる古い歌を口ずさむ Pulp-town fiction [ 小路幸也 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2019/11/7時点) いいね:いいね 読み込み中… 関連 br>