高原王記


2010年03月20日 読了
 険しい山に住み、盟約を結ぶ者を待っている、精霊。
少年の姿をした精霊ジュンガのもとに来た人間は、人に優れた英雄か、魔を払う聖者か。

 ジュンガは、盟約によって築かれた絆によって幸せな日々を過ごしていた。しかし、突如現れた光の術師が相棒の「美しい魂」を奪っていってしまった。変わり果てた相棒に失望しつつ、それでも側にいて取り戻す決意を固める。

 高原に住む者として高原を守るために旅に出る二人の話。
やっぱりこの人は「ヒトではない者」と「ヒト」との話が好きなのかもしれない。

 かなり読みごたえがあった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

高原王記 [ 仁木英之 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2019/11/7時点)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。