築地ファントムホテル


2014年09月26日 読了
 明治5年、日本初の異国人専用のホテル『築地ホテル』が火災で焼けた。
写真館を営みながら取材記者をしているフェリックス・ベアトは、焼け跡から発見された刺殺死体の様子が気になり、謎を追う。

 いくつもの伏線で深みを出しているが、その割に追及が緩くじわじわとしか進まない。
主人公が探偵ではなく、記者であるためだが、理屈をこねている割にその考えにあまり賛同できないので入り込めなかった。

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