茗荷谷の猫


2009年08月12日 読了
 一つ一つのわずかなつながりが次の時代へと続く。
静かで、夢の中で小さな呼吸を繰り返しているような感覚になる短編集。

 それぞれの主人公がささやかだけど頑なにこだわりを持った人たちで、その強い思いはしっかりと伝わってくる。

 ただ、インパクトに弱く、引き込まれるほどではなかった。

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