2016年07月08日 読了
デビューはしたものの、2作目が書けない新人作家の三崎小夜は悩んでいた。
自称クリエイターの元カレや、強烈な個性の漫画家、美人なのに自信がない先輩など、ちょっと壊れた人たちに囲まれて日々悩み続ける。
突き抜けておかしな人たちが登場する。
彼らを知るたび思わず納得してしまいそうになる小夜だが、洗脳されつつあることにちゃんと気づき、わが身を振り返る。
でも結局どうなるわけでもなく、ただ目の前のことをやるしかないというだけで、全体としてはいい読後感でもなく、また内容も残らない。
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