棟居刑事の恋人たちの聖地


 便利屋・山名泉は、病床の老人から、渋谷のカフェ『恋人たちの聖地』で未来の薬を受け取ってきてほしいという依頼を受ける。
不思議な体験をした山名だが、そこで出会った一人の女性に心を奪われてしまう。
するとある日、その女性からいきなり連絡が入り、「兄を助けてほしい」と言われる。

 半分がすぎるまで、棟居刑事が出てこない。
不思議なカフェが窓口のタイムトラベルもので、刑事事件の話じゃないのかと不審に思ってしまうくらい。
そしてその事件はおおむねタイムトラベルの話で終わるため、臨場感も感情移入もなく、盛り上がりもなかった。