秋麗 東京湾臨海署安積班


 遺体らしきものが海に浮いていると通報があり、引き揚げた遺体はかつて特殊詐欺の出し子として逮捕された戸沢守雄という七十代の男だった。
殺人らしいということで安積たちが動いていると、死亡する前日に仲間と3人で釣りに出かけていることが分かる。
仲間の二人を訪ねたところ、二人とも自棄におびえていて、安積は関連がありそうだと調べを進めることにする。
そこから、殺された男がやっていた詐欺事件も含めた捜査が始まる。

 安定の安積班。
こちらもパターン通り、始めは関係ないちょっとしたもめ事や困りごとから始まり、最後になってそちらも事件とは関係なく終わる。
でもなぜか樋口班より印象が良い。
班の仲間たちや速水など、個性的な人物が集まっているせいかもしれない。