聖ヨアキム学院中等部に赴任した教師の十和子は、14年前に何者かに殺された女性教師・更紗が自分に似ていたということを知り、驚く。
見た目が特に似ているわけではないが、まとう雰囲気が似ているという。
十和子は、もしかして更紗も自分と同じだったのかもしれないと思い始める。
一方、殺人鬼の八木沼は、また一人、ある目的のために女を殺していた。
性的マイノリティのいろんな種類を描く。
LGBTQ2+。次々と増える種類に、もうマイノリティという分類ではなくなっている感じがする。
昔の殺人事件も解決していない上に、脅迫や物騒な事故が続く。
十和子が乗り越えられない過去、生徒の親や別居中の夫もまとめて問題の多い人物ばかり。
ただ、最後にはちょっと意外な真実も出てきて、全体的に暗いイメージだけどちゃんと解決していた。
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