2017年08月23日 読了
明治38年。誰もが日露戦争の行方を見守る中、帝国大学の講師が殺された。
警視庁第一部第一課の面々は、私立探偵だという西小路を操作に紛れさせ、被疑者の割り出しに向かった。
明治、警察の組織が何度か改変され、政治的なしがらみが強い中、次々と起こる手口が一致した殺人。
連続殺人として捜査が始まったものの、他所からの圧力や政治的背景についての講釈が割と多く、少し堅苦しい。
捜査員たちの感じた違和感や推理が解決につながるのだが、それよりも立場と政治についての印象が強く、素直に楽しめなかった。
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