2017年09月11日 読了
12人の姉がいる中流貴族の青年・宗孝。そのうち、夫の赴任地に付いていかず、一人都で暮らしている9番目の姉が今回はメイン。
夫からの文や贈り物が届かなくなったため、情が消えてしまったのではないかと思い悩む九の姉の前に、怪しい老婆集団が現れた。
嫉妬深い母の刷り込みのせいで、何につけても自信がない九の姉。
そこに付け込まれて散々な目にあうのだが、宗孝がどんなに手を貸そうと、動き始めた不運は止められない。
今回は宗孝ではなく、九の姉があちこち振り回され、最後には不穏な暗示を残して終わるので気になってしょうがない。
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