2018年12月22日 読了
大学院修了後、博士研究員となった私。黒猫としたケンカしたまま彼が出張に行ってしまったある日、白ずくめの格好をした自分そっくりの女性と出会う。
不可解な暗号が書かれたハガキが届いたり、母の不自然な行動から、私は強い不安を抑えきれなくなり。
黒猫シリーズ第2部のスタート。
ドッペルゲンガーを見るという不気味な体験をし、奇妙な都市計画、身近な人の書く仕事など、不安を煽る出来事が続く。
美学やグロテスクの講義は相変わらず難しいけど、それ以上に不気味さが大きかったためか、黒猫の登場でほっとする。
でも最後の私の決断にまたモヤモヤし、それが全体の印象を急に悪くした。
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