2019年05月28日 読了
町名主のお気楽跡取り息子である麻之助は、妻のお寿ずを亡くしてからは独り身のまま、跡継ぎとして町内の揉め事静めに忙しくしていた。
そんな時、屋敷の玄関に現れた娘が「縁談相手」と名乗った。
幼馴染3人組で相変わらずの麻之助だったが、今回は自分の縁談に振り回される羽目になる。
さらに揉め事もそれに絡めて起こるため、麻之介はそろそろ逃げられなくなってきた。
揉め事のそれぞれの種明かしは、わずかなヒントしか出てこないため、いつも判決の場まで推察できない。
そのため推理は難しいが、もめ事の関係者という立場で聞いているような感じで気楽に参加できる。麻之助の相手も決まり、先行きが気になってきた。
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