2013年12月12日 読了
貧しい村に生まれたイェンは、女英雄として後世に語られることになる。
キノコが特産のその村は、いつでも暗く、湿っぽい。
そこで生きる娘・イェンは小さなころから活発で、周りをハラハラさせていた。そんなイェンがある日、入り江で白くてふわふわの生き物を拾う。
最初は読みにくくて時間がかかったけど、世界観を把握してしまってからは早かった。
シェールと名づけられたその生き物と、イェンの人生の、ほんの最初だけの物語。
読むにつれどんどん興味が湧いていく話だった。
|
|

読書と手芸の記録
2013年12月12日 読了
貧しい村に生まれたイェンは、女英雄として後世に語られることになる。
キノコが特産のその村は、いつでも暗く、湿っぽい。
そこで生きる娘・イェンは小さなころから活発で、周りをハラハラさせていた。そんなイェンがある日、入り江で白くてふわふわの生き物を拾う。
最初は読みにくくて時間がかかったけど、世界観を把握してしまってからは早かった。
シェールと名づけられたその生き物と、イェンの人生の、ほんの最初だけの物語。
読むにつれどんどん興味が湧いていく話だった。
|
|
2013年12月11日 読了
都では有名な武官の家の息子である17歳の弥吹は、武官を継ぐことを嫌がり、家でをする。
当てもなく旅をする弥吹と、彼を追ってきた幼馴染の朝香は、ある里で不思議な2人の少年と出会う。
竹取物語がどんなふうに進むのか。
道中出会う人たちはどんな役となるのか。
サクサク読めて、話もサクサク進み、最後はきれいにまとまる。
こんな勇ましいかぐや姫もいい。
|
|
2013年12月09日 読了
古手(古着)屋をしている喜十のところには、なにかと都合よく喜十を使う北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵が今日もやってくる。
ある日不自然なほどの量の血がついた着物を持ち込んできて、事情を知っている人を探せと言う。
上遠野に使われ、ろくに銭ももらえない喜十がしぶい顔をしても、妻はにこにこ。
そんな二人の様子は微笑ましいが、上遠野と喜十のやりとりはあまり気持ちのいいものではない。
上遠野への喜十の思いのマイナスな雰囲気にこちらも気持ちを引きずられてしまう。
連作のようなので、今後二人の関係がどうなるのかは少し楽しみだ。
|
|
2013年12月07日 読了
美術品にはさっぱり興味がなかった新米刑事の三田村豪気が配属されたのは警視庁捜査二課美術犯罪捜査班。
美人の上司と二人きりの班だが、犯罪すれすれのセールスをしている美術品販売会社をさぐる。
変わった専門をもつ警察組織の話として美術品を扱う小さな部署。
目を付けた会社の社長は上司とかかわりのある人物で。
専門的な話はおもしろいけど、かなり意図的に変えてある部分もあって、どこまでが本当か調べるのもおもしろい。
|
|
2013年12月07日 読了
京都に伝わる昔話。あやかしに惑わされ、呑まれ、助けられる。
人と関わることであやかし達も様々な感情を知る。
龍や座敷童など、良く知っているもの達と人間の物語で、幸せなものばかりではないけど懐かしいぬくもりがある。
|
|
2013年12月06日 読了
15年務めてきた小間物問屋を、濡れ衣を着せられて首になった益治郎。恨みを募らせる益治郎は、甚左という名うての盗人に声をかけられる。
その甚左から、ある店に奉公に入り内情を探れと言われてもぐりこんだところは、店のなかはガラクタでいっぱいの汚い古道具屋だった。
皆塵堂に新しい働き手がきた。
なぜか店で一番えらい猫と、裏表の激しい小僧、そして今まで皆塵堂で働いてきた人たち。
全部入り混じってまたおかしな事が起こる。
それでも最後はきっちり収まるところに収まり、気持ちよく読み終えた。
|
|
2013年12月03日 読了
右の乳癌の手術をするはずが、左を切ってしまった。
仕方なく、予定通り右も切り取り、左にも癌があったということにしたが。
単純な左右取り違えミスのせいで両方の乳房を失った女性のもとに、告発文が届く。
しかしどうやらこれはただのミスだけではなく、院内の人事をめぐる罠でもあった。
巧妙に仕組まれた罠というわりには、どうも安っぽい。
複数の医療関係者が不審に思い、検証もできるような部分で全く対処されてないのは「巧妙」とは言えない。
調べればすぐにわかるDNAの違いを考えもせず軽はずみに仕掛けるうえ、そこを都合よく避ける流れにがっかり。
|
|
2013年12月01日 読了
『悪党から金を盗み、その悪事を暴く窃盗犯がいる』
そんな噂を聞いた者が、こっそり惹きつけられるようにその店へやってくる。
祭りの露店で売っているようなお面をかぶって素顔を見せない「山猫」が、悪党をこてんぱんにやっつけてから金を奪っていく。
あっさりしていて読みやすい。
|
|
2013年11月30日 読了
遠足で女子高生30人が乗ったバスが突然行方不明となる。
ある小説家が書いたものを自分のものとしてを発表しようとしていた編集者が殺された。
おかしな事件が続き、それを調べようとした人もだんだん消されていく。
ブラックユーモア、サイコホラー。
少しづつ暴かれていくものの、ぎりぎりでかわされ逃げられる。
そして追う人が様々に入れ替わっていく。
解決しないところがまたうすら寒い後味を残す。
|
|
2013年11月29日 読了
『黒猫シリーズ』学生編。
美学科に在籍する「私」は卒業論文に苦悩していた。
そんな時、唐草教授のゼミに突然加わった黒いスーツの同級生。
黒猫のあだ名がついた瞬間。「私」との出会い。
教授になっている黒猫より少し口が悪い分、「私」に対する優しさもわかりやすい。
早く読みたいけど、読み終わるのがもったいなくて一文字も逃すものかと思って読んだ。
|
|