2009年07月12日 読了
絵が抜群にうまいが頭が致命的に悪い。
そんな愚鈍な男を芸大に入れてほしいと頼まれ、大がかりなカンニング作戦を実行する。
完ぺきだと思われていたその作戦が露呈し、いろんなものを奪われた主人公。しかしその作戦自体が起こるべくして起こるよう嵌められたことだった。そして黒幕相手に起こす逆転勝負。
10億をかけたその勝負に仕掛けられた罠。
登場人物や舞台にはそれなりに魅力があるのだが、どうも次へと興味がわかない。
量を増やすためだけに入れたのではないかと思うような部分が多く、最後まで読むために苦労するほど飽きてしまった。
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