2014年02月20日 読了
嵐が過ぎ、一弥とヴィクトリカは、ニューヨークで暮らしていた。
一弥は新聞社の記者見習い、ヴィクトリカは探偵事務所をひらいて。
そのヴィクトリカのもとへ、物騒なものを持ったある男が訪ねてきた。
シリーズ再開。
ヴィクトリカの頭脳や一弥との関係は変わらないはずなのに、前シリーズのような優美なヴィクトリカの風貌の描写は少なく、推理はさほど生きず、一弥も地味だった。
さらに、単行本にして分量が増えた分はストーリーの充実に生かされず、ただうっとおしいほど間を埋めるだけの言葉が並び、とても読みにくい。
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