2014年08月10日 読了
日本製の人形は、もう誰もいないのに自ら耐久試験を繰り返す。
屋上から飛び降りる彼女たち人形はには、意志はあるのか。
人形が落ちてくる場所で暮らす子供は、その中の1体を捕まえようとする。
人形を巡り世界の様々な場所で起こる出来事を集めた短編集。
政治や宗教、戦争や言語の問題に詰め寄る作品だと書かれていたが、曖昧すぎてよくわからない。
考えながら読むための本かもしれないが、興味がわかない。。
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読書と手芸の記録
2014年08月10日 読了
日本製の人形は、もう誰もいないのに自ら耐久試験を繰り返す。
屋上から飛び降りる彼女たち人形はには、意志はあるのか。
人形が落ちてくる場所で暮らす子供は、その中の1体を捕まえようとする。
人形を巡り世界の様々な場所で起こる出来事を集めた短編集。
政治や宗教、戦争や言語の問題に詰め寄る作品だと書かれていたが、曖昧すぎてよくわからない。
考えながら読むための本かもしれないが、興味がわかない。。
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2014年05月03日 読了
何かを手に入れたいなら、何かを諦めなければならない。
母はよくそう言っていた。
世の中はいらないものだらけだと思っていた主人公の僕は、余命あとわずかだと知らされたとき、悪魔から取引を持ち掛けられる。
「この世界からひとつだけ何かを消す。そのかわりに1日命を伸ばしてあげる」
何を消そうかと考えることで、それについて考える。
でも全体的に退屈。
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2014年03月25日 読了
ぼくは、皆と楽しく遊んでいる毎日に、違和感を感じていた。
そして出会った男と共に旅に出る。そのおかしな町から出て。
旅の仲間を見つけて旅をして、いつか終わりまでたどり着いた時、なぜそんなことをしていたのかがわかると思う。
解らないことばかりを抱えて旅をするぼくの話。
観念的。童話。道徳の教科書にあるような、曖昧で色んな読み方ができる本。
でもひたすら平坦でつまらなかった。
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2014年02月18日 読了
大学の研究者たちの研究論文を代わりに書く代書屋。
先輩に拾われて見習いを始めたミクラのところに来る依頼は、ちょっと変わったものばかり。
個性的な依頼者と、それらの依頼を受けるたびに、ステキな女性との出会いもやってきた。
毎回ときめく出会いがあるものの、読んでいる方から見ればただ軽いだけで「出会い」とは言えないようなものだし、代書の仕事にもそれほど意味がなさそうで、何が言いたいのかわからない。
流れが決まっている「時代劇」風の、あまり面白くない話。
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2014年02月16日 読了
なんでもないことがきっかけで、自分でも思わぬ方向へ導かれていく。
そんな短編集。
タイトルと表紙の印象は、中身には全く関係がなかった。
『妖しく煌く極上ストーリーを収めた玉手函』という煽り文句の受け止め方の違いか。
昔はこの人の本も好きでよく手に取っていたけど、懐かしさだけでは受け止めきれなかった。
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2014年02月06日 読了
ある研究者が殺され、たった一人の家族である娘がアメリカから帰国した。
その少女を迎えに行った筒井は、その時からありこちから襲われ、監視される羽目になる。
最後まで、なんだかがっかりするばかりだった。
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2014年02月01日 読了
生放送の番組中、芸人がスポンサーを中傷した。
そんなことがいくつか続き、今度は視聴率が一定を超えたら人を殺すという脅迫状が届く。
人の笑顔をなくすカクメイをおこす。
ある集いで出会った二人の少年が始めたカクメイ。
「あぽやん」とは全く違った雰囲気だけど、なんともいえない嫌悪感がずっと続く。
最後はどう決着をつけるのかと期待したが、最後まで違和感と嫌悪感が残るだけだった。
2人の起こしたこともなんの意味もなく、子供っぽい。
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2013年12月19日 読了
かつて名探偵と言われた男が、体も思考も衰えて荒んだ生活をしていた。
そこへ、相棒だった元刑事が、アイドル探偵として人気のある若手の探偵と一緒に再起をかけたネタを持ち込む。
第23回鮎川哲也賞受賞作。
わりとすんなり選ばれた作品のようだけど、どうも起こる事件のすべてがチャチ。
それくらいのことで感銘をうけた?そんなことで犯人が自白する?
すべてがちょっとづつ的外れなのに大げさで、しらけてしまう。
おかしな構成のせいで、そもそも流れに乗れない。
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2013年11月17日 読了
様々な国や宗教の神話を混ぜ込みながら、主人公の桃が自分の資質に気付くまでを描く。
全く入り込めない。奇妙すぎて嫌悪感だけが広がる。
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2013年09月24日 読了
同じ夢を見続ける少年。これはきっと前世の記憶だと確信し、その夢に出てくる愛する女性を探し始める。
そして海の見えるペンションには、今まで全く知り合うこともなかった人たちが集まる。
前世の記憶に振り回される人々。
最後までそれだけ。なにがおもしろいのか少しもわからない。
言葉に説得力もないのでファンタジーとしても成り立たない。
宗教的な観念がない私は前世とか輪廻転生とか因果応報には少しも惹かれない。
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