2011年10月17日 読了
22歳の老婆。人生の終わりを、懐かしい恋の思い出と共に。。。
境遇は荒むには充分で、諦めながらも黒い感情が消せない。
陰気な悪意と穏やかな悟りが交互に現れる。
常に暗いうえに独りよがりで、最初から最後まで不愉快だった。
つまらん。
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読書と編み物の記録
2011年本文作成
2011年10月17日 読了
22歳の老婆。人生の終わりを、懐かしい恋の思い出と共に。。。
境遇は荒むには充分で、諦めながらも黒い感情が消せない。
陰気な悪意と穏やかな悟りが交互に現れる。
常に暗いうえに独りよがりで、最初から最後まで不愉快だった。
つまらん。
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2011年10月16日 読了
一党独裁のこの国は、売春宿さえ国営である。
一見満ち足りた暮らしやすいこの国にも反政府組織はあり、首都警察の番匠少尉は、彼らと対峙する。
アジアの島国を痛烈に皮肉った設定で、思い当たるところもたくさんある。
暗くて重い雰囲気が、頭脳派の番匠の生き様を表しているよう。
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2011年10月14日 読了
それぞれの章は、誰かからの手紙で始めり、また手紙で終わる。
「中華文化思想研究所」の所長の仲上は、かつて中国からの手紙を受け取る仕事をしていた。
「中国通」と言われるその手紙の相手とのやり取りや、最初からすごく存在感はあるのに最後まで名前しか出てこない人物など、どれも興味深い。
彼が活躍していた頃の話も読んでみたい。
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2011年10月11日 読了
年上の従兄弟に恋する、高校3年の和泉勝利。
親から命ぜられた、急な従兄弟との同居。従兄弟は年上の女性とその弟で、勝利は美人の従兄弟に恋をする。そしてもちろん突然現れるライバルと、全てを知っている人物、けしかけるお節介な奴もいて。。。
こっぱずかしいほどのベタな設定。
低年齢向け。
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2011年10月10日 読了
「あなたのこと全く好きではないけど、付き合ってもいいわ。その代わりに、わたしをちゃんと守ってね。理想として、あなたが死んでもいいから」
一目ぼれした彼女に告白したら、こう言われた。
面白い言い回しだと思った。
ラノベらしい回りくどい言い回しが多くてうんざりし、内容は典型的なツンデレ。
アニメ向き。
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2011年10月07日 読了
デパートで働く46歳の椿山課長は、死んだ。
あの世へ行くための手続きのため、まるで役所のようなところで講習を受け、罪を暴かれる。
死んでしまったのはしょうがない。でも心残りが多すぎる。
そう主張して現世に戻してもらった課長。
同時に現世に来た3人は、それぞれ自分の居場所へ戻り、自分のやるべきことをする。
それが望む結果になるかも、それぞれ。
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2011年10月04日 読了
リストラを請け負う会社に勤める真介。
候補者の面接をし、条件を提示し、自主的な退職を促す。
仕事はできるけれど、プライベートでは狡猾な真介を、最後まで好きになれなかった。
つい流されて、しかも楽だから抵抗できないけど、なんだか温度がない感じ。
同じ温度の物を触っても熱くも冷たくもないように、触れた事に気づかない透明なゼリーをかきまわしている気分。
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2011年10月02日 読了
東京中央銀行営業第二部次長の半沢は、バブルの頃に入行した。
一筋縄ではいかない取引先の担当を押しつけられて頭を抱える半沢や、出向先でいびられて精神崩壊の兆しを見せる近藤、そして渡真利と、同期が力を集める。
銀行から融資した金の不信な流れ、上からの圧力、不正。
そんな負の事実が少しづつ繋がっていき、やがて弾ける。
男たちの人生と信条をかけた勝負。
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2011年09月29日 読了
自分の会社をつぶし、タクシーの運転手をやっていた磐田速人は、ある日「入日村」に迷い込む。
そこは老いも病みもしない村人と、古から存在だけは伝えられてきた妖達の住む場所だった。
やはり「人ではない者」が登場する。
正しく黄泉へと向かえなかった魂達を導き、未練を昇華させるために。
不思議な世界観は相変わらずだが、今回はちょっとイメージしにくい描写が多かった。
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2011年09月27日 読了
バチスタシリーズではおなじみの速水、田口、高階、島津といったメンバーが登場するが、話は医学とは離れたところで進む。
学生時代、彼らが夢中になっていたもの。
互いの存在のみを強く意識した、速水と清川の戦い方。
この頃の速水を知ると、その後伝説を作るようになるとは想像できないが、若き日の彼は一途だった。
病院での彼らの生きざまに至る途中経過が見れたようで面白いが、ストイックすぎて入り込みにくい。
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