ちっぽけな恋 珈琲屋の人々


2013年09月14日 読了
 『珈琲屋の人々』続編。
東京でひっそりと営業している喫茶店のマスター・行介は、あることで人を殺したことがある。
未だ自分を罰し続ける行介の店には、少しわけありな客が集まる。

 行介の店でコーヒーを飲んだ人たちの人生は、少しだけ変わっていく。
暗くて辛い話がほとんどで、それらはたいていいい方向へと変わるけど、前作のような満足感はない。
後味が悪いのは、必要以上に描かれる行介の自虐の気持ちがうっとおしいから。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ちっぽけな恋 珈琲屋の人々 [ 池永陽 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2019/11/10時点)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。