2015年10月18日 読了
怪異を好む中条・宣能につき合わされ、散々怖い目に合いながらも断れない宗孝。
今度は宗孝の五の姉が大きく関わる。
学者に嫁いだ五の姉は、夫婦で発明品を作っては皆を助けていたが、その発明品を夜な夜な試す十一の姉・小宰相と、さらにその小宰相が仕える八の姉の懐妊に伴い加持祈祷をした僧とが入り乱れ、話がややこしくなる。
様々な出来事のすべてに五の姉とその夫の発明品が顔を出し、アクション要素までもが盛り込まれた。
でも恐ろしい場面がなぜか和んでしまうのは、宣能と宗孝の所々かみ合わない会話のせいか。新しい登場人物も加わり、あと何人の姉が待っているのかと思うととても楽しみ。
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