2019年04月09日 読了
警察を退官し、女子大の教授となった小早川は、そこで継続操作のゼミを担当する。
文化祭が近づくころ、ミスコン反対の中心人物とされる高樹晶が何者かに襲われ怪我をする。
小早川は、犯人と決め付けられ、警察の尋問を受けることとなる。
今までは警察側として、被疑者を追い詰めていた小早川が、逆の立場になった様子が詳しく書かれている。小早川を犯人にしようとする小滝の執拗さが不可解なほど。
それでもゼミ生たちのおかげで意外なところから犯人がわかり、ここまで引っ張ったのにあっけないと感じるほどだった。
これまでの刑事モノとは一風変わっていて面白い。
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