2014年12月15日 読了
<獅子星王朝>の第2妃カトラッカは、その美しさと優しさで人々を虜にしていた。
彼女は鏡の占人で、鏡をのぞきこめば過去と現在が見える。
人心も政治も操る彼女は、ただ一つ<未来>を見せる鏡を手に入れるために、3人の王子を罠にはめる。
『太陽の石』と同様の流れ。
あちらは長い兄弟げんか、こちらは永遠に自分を認めない美女。
鮮やかな景色の描写は相変わらず素晴らしいが、今一つのめり込めないままだった。
引き込み方が前より弱い。
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読書と編み物の記録