肉小説集


2014年12月13日 読了
 豚足、ハム、カツなど、肉の部位をネタにした短編集。

 始まりはどれも不穏だったり不満だったりと負の雰囲気から始まるため、あまりいい気分にはならないが、最後でコロリと入れ替わる。
その変わり身の早さは楽しかった。
しかしそれがあまりにも短い間なので、後味を変えるほどには至らず、読後感は負のままなところがある。
この人の他の作品にはない毒があった。

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