続々・珈琲屋の人々


2015年09月14日 読了
 かつて人を殺したことがある『珈琲屋』の主人・行介は、罪を償った後もずっと、自分を罰していた。
そんな行介のもとには、今回もまた、自分では決められない事や悩みを持った人たちがやってくる。

 切なくて辛くなる話ばかりでも、決して暗い気持ちにはならない。
何かきっかけがあれば決められるのかもしれないけど、そのきっかけなんてほとんどやってこなくて、「半分だけ」決まった自分の心という部分は、とてもよくわかる。

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