2015年09月12日 読了
八咫烏が統べる世界。若宮の側近を辞した雪哉は宗家の近衛集団「山内衆」を養成するための訓練学校「勁草院」へと入る。そこは、身分の差に関係なくただ実力のみが意味を持つ学校。
そこで起こる様々な出来事や人間関係を通して、雪哉はいずれ来るであろう若宮の統治に必要な人材を見定めていた。
学校でのことだけかと思っていたら、最後はしっかり大事で終わり、前作で起こった事件の解決に向けた新しいこともわかってくる。
雪哉の成長がすばらしすぎて胡散臭いような気もするが、若宮の力も他にまだまだありそうだ。
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