山間の大学町周辺で次々に発見される惨殺死体は、両目をえぐられ、ひどい拷問を受けていた。
その頃、別の街では墓あらしや小学校への侵入事件があったが、何も取られていなかった。
それぞれの事件を追うベテラン刑事と若手警察官。
しかしその事件がつながるとき、何十年も続く恐るべき計画が明らかになる。
一つは想像するだけで全身が緊張するような恐ろしい拷問を受けた死体。
一つは何も盗られていない侵入事件。
両極端な出来事が少しづつ繋がる様子が、発見と驚きと恐怖で目が離せない。
そして思いもよらない結末へとつながり、驚きでいっぱいになる。
種の選別ともいえる大掛かりな実験と、主人公の行く末が気になってしょうがなくなる。
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