悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎


2015年03月26日 読了
 旗本都築孝蔵厄介・弥三郎。
兄の家族に一生厄介になって生きるか、立身して己の力で生きるか。

 自由を求めた弥三郎は、運がなく、仕事を見つけてどうにか嫁取りができたというのに、すぐにすべてを失ってしまう。
報われない結末だが悲壮感はなく、自分を見つめ続けて生きた弥三郎は、充実した人生だったのではないかと思える。

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