2015年09月15日 読了
本が好きで、学校の図書室に通い詰めていた主人公の紙山ヨミ。
夏休みに司書教論の事原先生に紹介された本屋でバイトをすることにしたヨミは、そこで魂の宿る本たちに出合う。
魂が、本に宿る。
まれに、そんな現象が起こり、そしてそんな本たちはたいてい、気味が悪いといって嫌がられる。
そんな本を集めている店主や、人の姿を取った本たちとひと夏を過ごすうち、ヨミは素晴らしいものを手に入れる。
本に宿った魂たちの姿を思い浮かべるのは楽しい。
でも話自体は王道。定石。
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読書と編み物の記録