2016年08月25日 読了
幕末の三舟と呼ばれる男たち。
山岡鉄舟、勝海舟、高橋泥舟の生き様。
小野鉄太郎(鉄舟)は17歳で父を失い、弟たちと共に兄を慕って江戸へとやってきた。
しかし兄夫婦に父の遺産を取られそうになり、家を出る決意をする。
武を極め、一途に強くなりたいと望む鉄太郎に、山岡紀一郎(静山)と勝麟太郎(海舟)は様々なものを見せ、力を合わせ、守りたいものを見つけていく。。
愛しく思うもの、惹かれるもの、とめどなく涌いてくる怒りなど、様々な感情がふんだんに沸き起こり、力溢れる若者たちの様子に、読む方も止まらなかった。
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