元警察犬のシェパードであるシャルロットは7歳。
引退後をのんびり暮らしているが、ある日散歩のときに、迷子のトイプードルに出会ってしまった。
だけどその子は、昼間に外に出るのを怖がったり、人間の食べ物を欲しがったりして、ちょっと不安なことがある。
さらに、お向かいに越してきた新しい家族は、ホームパーティーにも参加しない隠れたもう一人がいるらしいし、動物病院で出会った人からは、突然アルバイトを持ち掛けられたりする。
夫婦の真ん中にいるシャルロットは、もうかけがえのない家族である。
シャルロットを通して出会う人たちとの、ちょっと不思議な出来事。
言葉が通じない犬だけど、表情がわかったり、説得したり、いろんな謎を考えている。
犬好きなら癒されたり考えさせられたりと、きっと楽しく読める。
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