2015年09月12日 読了
都内の中学校で、少年が同級生を刺す事件が起こる。刺した少年は、取り調べで老人の様な声でおかしな話しをしたうえ逃げ出した。
そこに現れる祓い師・鬼龍光一。
さらに第二、第三の事件が起こり、みな14歳で老人の声と口調が共通点だった。
現実主義のはずの刑事・富野が、祓い師というオカルトなことを生業としている鬼龍と協力して事件をさぐる。
信じてないけどああるのかもしれない現象が、どこまで受け入れられるか。
楽しめた。
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読書と手芸の記録
2015年09月12日 読了
都内の中学校で、少年が同級生を刺す事件が起こる。刺した少年は、取り調べで老人の様な声でおかしな話しをしたうえ逃げ出した。
そこに現れる祓い師・鬼龍光一。
さらに第二、第三の事件が起こり、みな14歳で老人の声と口調が共通点だった。
現実主義のはずの刑事・富野が、祓い師というオカルトなことを生業としている鬼龍と協力して事件をさぐる。
信じてないけどああるのかもしれない現象が、どこまで受け入れられるか。
楽しめた。
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2015年09月10日 読了
警察庁の外郭団体、犯罪史編纂室。そこに集められたのは、「懲戒免職」になってもおかしくないような警官たち。
しかしそこでは「これから起こる犯罪を未然に防げ」という不可能に思えるような捜査が行われていた。
キャリアなのに鳥頭という室長が「繭」と呼ばれる装置に入り、無数の星として輝く不穏分子をつかみ取る。
予知とは違い、過去のデータを大量に集めて分析した結果の捜査。
でも前半はその設定が固まらないまま進み、掴めた頃には伏線を回収できないままこじつけて終わる。
読み終わったそばから忘れる。
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2015年09月08日 読了
小さな公園の中にひっそりとある、タチアオイ図書館。
子供たちが集まるその場所では、常連のサラリーマンやオーナーの老婦人と共に本を愛する人たちの優しい時間が流れていた。
コミックが原作だったようで、知らずに手に取ったせいか、内容の幼さにうんざりした。
コミックでなら面白く読めたかもしれない。
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2015年09月07日 読了
なぜか人に話しかけられやすく、またどんな人の話を聞くのも苦ではないという主人公の柏木君には、聴き屋という二つ名がある。
そのせいでいろんな話が集まり、謎解きに使われていた。
今回は罰ゲームで告白したらOKをもらってしまった男子学生の話や、桜の下で行われたフリマの会場でサークルメンバーと本気のかくれんぼをしたり、音楽学科の定期演奏会で舞台を泡だらけにした犯人とそのワケについてなど、誰も嫌な気分にならない事ばかりで安心して読める。
日常の謎をやたら大げさに事件にするようなものとは違い、やんわりと謎が出て、なんだそれはこうゆうことだよと解説するような穏やかさで納得させてくれる。
人や謎が彼に集まる理由がわかる。
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2015年09月06日 読了
手のひらを目にかざすと、その人の夢が見える。
いつからか不思議な力を手に入れた夢介は、人に請われて夢を覗くことで糧を得ていた。
恋をかなえたい者や、仕事で大成したい者、様々な夢を垣間見る。
面倒事は嫌いなのに人たらしで、頼られると嫌とは言えず、うんざりしながらも助けてしまう夢介の性格が、いまいち生かされていない。
表紙がきれいなので手に取ったけど、内容は薄い。
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2015年09月03日 読了
旅の途中、恩人であり友人のキリイ先生からの言伝を受け取る。
英国人少年クリスは、先生に会いに行く途中、検閲官に追われているユユと名乗る少女と出会い、突然現れた少年検閲官エノと共にオルゴールを作り続ける海墟の洋館へと向かう。
心を持たない少年検閲官と、見つかれば即座に焼き払われる”ガジェット”を隠し持つクリスがまた出会う。
閉ざされた島で起こった事件は典型的なミステリの形で描かれ、推理され、崩れ去る。
少年検閲官や”ガジェット”などの面白い設定があるのに、話はごく普通のミステリなので物足りない。
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2015年08月30日 読了
近くに居て、毎日顔を合わせていて、なんでも分かり合えていた二人が、同じ世界に居ながらもだんだんと道は光と影のように別れていき、最後は入れ替わるように終わる。
前半は退屈。どう進めていきたいのかちっともわからず、引き込まれるものもない。
章ごとに時代が移り変わり、しだいに二人も重なりあっていくような混乱が出てきた後半で、やっと少し物語になっていく。
でも読み終えて、あぁやっぱりなというくらいの感想しかなく、やはり芸能人の本はやめておけばよかったと改めて思う。
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2015年08月27日 読了
絵を描くのが好きなフリーター・拓真は、もういっそ田舎へ帰ろうかと考えていた時、ふとあるメールに目が行く。
『才能ある絵師を探しています!』
やけくそで飛び込んだテノヒラ幕府という会社は、スマホゲームの制作会社だった。
そこで採用された拓真は、同期入社の55歳のおじさんの部下となり、絵の技術だけではないものをたくさん学ぶ。
ゆとり世代と、会社に尽くしてきた世代との違いは大きすぎて、それぞれの意見に納得しつつも、それぞれに反発心を感じてしまう。
自分はどちらに近いだろうと考える。
私は誰と働きたいかなど、考えてもしょうがないと思っていた。
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2015年08月26日 読了
〈仙人蓋〉と言われる危険な薬が出回っていると聞き、調査を始める若宮。
その手伝いに駆り出された北家郷長のぼんくら次男坊・雪哉は、最果ての地で恐ろしいものを見る。
妻を決めてその地位も確かなものになった若宮だが、その身は相変わらず危険に近く、また自ら危険に向かって行く若宮にはらはらする周囲。
今回は山内の存続の危機に、立場の違う者たちが協力する話だが、ここで八咫烏ではない本物の『人間』の存在が見えてきてしまった。
人ではない者たちの話が急に現実と接してきたために、そこでこの世界観に浸れずに覚めてしまう。
雪哉の行く末と断ち切れない若宮との縁は気になるが、くっきりと区別してきた世界との関わりはない方が良いと思う。
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2015年08月24日 読了
日嗣の御子の后選びが行われている最中、当の若宮は何をしていたのか。
北家の領内、垂氷郷の郷長の次男・雪哉は、新年のあいさつに北家本家へ行った際、もめ事を起こす。そのせいでなぜか若宮の側近として1年務めることを命じられた。
掟破りな若宮の側近になりたい貴族の息子はたくさんいたのに、長続きしないからと言って放り込まれた雪哉。
若宮に付き従ううち、彼を慕う気持ちと嫌悪する気持ちが同時に湧き、混乱する。
ひたすら美しいものにあふれる前作と違い、今度は厳しさがメイン。
雪哉は、政治に身を置く者の考えを理解できるのか。
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