2015年04月28日 読了
助産師になって6年目の有田美歩は、いろいろ問題もあるけどいい仲間に恵まれた職場で、忙しく働いていた。
そんなある日、運ばれてきた飛び込みの妊婦の名前を見た医師がおかしな態度を見せる。
羊水検査の結果に動揺する夫婦や、新生児室から子供を運び出す看護師長など、関わる人たちの事情は様々で。
そんな中で起こる、病院としての大きな不祥事。
現場の慌ただしさや問題点、最後にきっちりサスペンスまで含んで、読みやすいわりに読み応えもあった。
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読書と手芸の記録
2015年04月28日 読了
助産師になって6年目の有田美歩は、いろいろ問題もあるけどいい仲間に恵まれた職場で、忙しく働いていた。
そんなある日、運ばれてきた飛び込みの妊婦の名前を見た医師がおかしな態度を見せる。
羊水検査の結果に動揺する夫婦や、新生児室から子供を運び出す看護師長など、関わる人たちの事情は様々で。
そんな中で起こる、病院としての大きな不祥事。
現場の慌ただしさや問題点、最後にきっちりサスペンスまで含んで、読みやすいわりに読み応えもあった。
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2015年04月28日 読了
元アイドルの丘えりか・通称『おかえり』は、今は旅番組を1本持っているだけの売れないタレント。
しかしその番組が、ちょっとした滑舌の悪さによる誤解で打ち切りに!
起死回生に向けて走り回る社長とおかえり。
そこへ、娘からの切実な願いを受けた母がやってきたことをきっかけに、おかえりは旅代行屋を始めることに。
タイトルも表紙も地味で、内容も想像できず、全く期待せずに手に取った本。
でもするすると読めて泣かされてしまった。
旅に出たことがある人なら、きっとどこかを思い浮かべるだろう。
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2015年04月26日 読了
父の転勤についていかずに神楽坂の祖母と暮らすことを決めた中学二年生の望。
芸者をしていた祖母のお蔦さんは、面倒くさがりで気が強いのに人望がある。
そんなお蔦さんと、神楽坂に暮らす人たちと一緒に、町で起こる出来事を綴った短編集。
お蔦さんの人柄が良く、すごく頼りになる。
町の困った出来事や、若者の行き過ぎた悪戯などを見守り、叱る。
吉永 南央の『紅雲町』シリーズと似た雰囲気。
2作目を先に読んでしまったが、そちらよりもスカッとする読み応え。
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2015年04月25日 読了
「札幌の雪堆積場に死体を埋めた」という謎の封書が警察に届き、捜査員は頭を抱える。雪を掘って確認するには金がかかりすぎ、どうせ死体なら自然に溶けて出てくるまで放っておいてもいいのではないかという思いがあるからだ。
そんな中、駆け出し刑事の仲野久は、先輩と共にその死体と思われる被害者の家で出会った娘に目を止める。
「変態の専門家」である春やその家族は、キャラクターとして魅力的。
でもその割にそれぞれの能力はあまり生かせていないように思える。
事件も彼らの行動も、一般人とそう変わらない。
前作の内容も覚えていないくらい薄い。
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2015年04月24日 読了
峠の茶屋には、半平と志乃という武家の出らしい夫婦がいた。
二人は慎ましく暮らしていたのだが、ある日夜逃げの一家を助けたところから、二人の生活は変わっていく。
静かに暮らしているというわりに、不作法者には啖呵を切り、無頼者には力でねじ伏す。
仕返しにくるのがわかっていてやるのだから、そこはかつて武士であった性質というのものなのか。
いまいち納得のいかないところはあるものの、二人の覚悟は確か。
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2015年04月22日 読了
戦後、今とは違う発展をした日本といった設定の、とある田舎の福祉施設で、老婆が転落して死んだ。
元刑事の幸祐が捜査を委託され、ちょうど夏休みで帰省している孫娘と共に施設へ向かう。
ただの老人の転落死と思っていたことが、なんとなく長居しているうちに色んなことがわかってくる。
大胆な政策で不思議な発展をした日本というのがとても面白く、生きる人々は変わらないのにここまで異世界になるのかと驚かされた。税金を上げるだけではなく、こんな思い切ったことをやってみれば、今の日本はどうなるだろうと考えながら読んでいた。
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2015年04月18日 読了
大物歌手のアルバム収録現場、その日のレコーディングが終わった時、一人の男が殺されていた。
当然その日現場にいた者が疑われ、中でも知られたくない過去を持つ田所が、何かを知っていると思われて警察にマークされる。
箸休め的な隙間に読むのにちょうどいい今野敏作品。
今回もさらりと時間をかけずに読めるわりにはトリックも人物も楽しめた。
レコーディング中に出てくる単語や状況がわからなかったのが残念。その様子を見たことがあったら、もっと鮮明に思い浮かべることができたのだろうと思う。
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2015年04月18日 読了
三田村慎平は、3年の営業マンを経て、児童養護施設へ転職してきた。
その動機はドキュメンタリーを見て感動したというベタな設定で、やはり現実は大違いで色んなトラブルを起こす。しかしやがてそのトラブルが新たな絆となり。。。
ベタな設定でベタななりゆき。
でもそこを胡散臭いと思わせずにうまく解決させる。
でも最後までやっぱりベタな作りで、やっぱりそうかとため息が出る。
ドラマにするにはいいかもしれない。
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2015年04月15日 読了
御薬園同心・水上草介は、武士ではあるが植物好きで、ひょろりとした体躯のせいで『水草どの』と呼ばれていた。
そんな草介は、御薬園を預かる芥川家の娘・千歳さんに縁談が持ち上がったとたん、すべてが上の空になった。
『柿のへた』の続編。
威勢のいい千歳に言い負かされてばかりで、人より一拍二拍反応が遅いと言われても反論の怒りもわいてこないほどのんびりした草介の考えは、そんな見方もあるのかと感心することが多い。やっと自分の道を見つけた彼の行く末が楽しみである。
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2015年04月13日 読了
熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、空に巨大な十字架が浮かび上がった。
目撃したのは多数で、嘘はないように見えた。しかも天草は、隠れキリシタンの信仰があった場所。
平賀とロベルトは奇跡調査へやってきたが、そこで二人は土着の宗教と結びついてすでに違うものとなっていたキリスト教と出会う。
とうとう舞台は日本へ。歴史や政治まで絡んであちこちの権力が動く地である天草で、二人はどのような結論を出すのか。
毎回、ロベルトの知識と能力が魅力的で、生真面目な平賀をどう導いていくのかが楽しみだった。今後はそれにシン博士も加わることになりそう。
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