2013年09月07日 読了
ヴィクトリカが誕生日に所望したのは、年の数の謎だった。
一弥は学園の中だけでは足りずに村にまで出て謎を探していたが、その村の様子がいつもと違っていることに気付く。
二つ目の大きな嵐が近づいていた。
ヴィクトリカと一弥は引き離され、それぞれの場所で互いを思う。
これからどうなるのか、ヴィクトリカは嵐が去っても生きれるのか。
|
読書と手芸の記録
2013年09月07日 読了
ヴィクトリカが誕生日に所望したのは、年の数の謎だった。
一弥は学園の中だけでは足りずに村にまで出て謎を探していたが、その村の様子がいつもと違っていることに気付く。
二つ目の大きな嵐が近づいていた。
ヴィクトリカと一弥は引き離され、それぞれの場所で互いを思う。
これからどうなるのか、ヴィクトリカは嵐が去っても生きれるのか。
|
2013年09月05日 読了
自分をシャーロックと思い込んだ東洋人・ナツメ。
彼はワトソンと共にいかさま霊媒師の降霊会に参加する。
ホームズとして振る舞うナツメの推理は当然あたっているはずもないが、滑稽なその姿にワトソンは付き合うことにする。
事件を解くというより謎をややこしくしているナツメの様子は筋もとおってないのに最後には解決してしまう。
でもこの人のパロディはあまり上手いとは言えない。
|
2013年09月04日 読了
ソヴュール王国で最も国民から愛された、王妃・ココ・ローズ。
しかし彼女は、大きな謎を残したまま、殺された。
その悲劇の王妃の生涯をなぞった舞台の再演が首都で行われることになり、ヴィクトリカはこの世で一番にくい相手である父親から、ココ・ローズの死の原因を突き止めろと脅迫される。
ヴィクトリカの性格がだんだん丸くなってきたためか、少々物足りない気がする。
「2度目の嵐」の前の静けさといった感じで、役者はすべて出そろい、動き始めた。
|
2013年09月01日 読了
【第十三回鮎川哲也賞受賞作】
紫式部が描いた、あまりにも有名な「源氏物語」。
式部につかえていた少女を主人公に、式部を探偵役にして最大のミステリーを描く。
式部の書いた物語には欠落があるのではないかという説があることを、これを読んで初めて知った。
その話を見事に、しかも雅に解決してしまう。しかも敵であったものすら心変わりをさせたうえで。
はじめは人物の区別がつきにくく読みづらい所もあったけど、後味はとても良い。
|
2013年09月01日 読了
<ベルゼブブの頭蓋>からやっとのことで抜け出し、帰りの列車に乗り込んだヴィクトリカと一弥。
そこで居合わせた乗客たちの不審な言動。
二人が学園に帰るまでの事件。
|
2013年08月31日 読了
学園の夏休みが終わる頃、突然学園から連れ去られたヴィクトリカ。
彼女はある人物を呼び寄せるための「エサ」だった。
今回はヴィクトリカというよりその両親が主。
彼女は小さな体でただ耐えていた。
そして続く。
|
2013年08月31日 読了
ヴィクトリカが幽閉されている聖マルグリット学園の片隅に、立ち入り禁止の塔がある。
昔、その塔を工房としていた魔術師「リヴァイアサン」が描いた挑戦とも思える回顧録を図書館で見つけたヴィクトリカ。
今度は図書館から出たヴィクトリカと、元気娘のアブリルとの掛け合いもあり、少しづつヴィクトリカの周りが賑やかに。
いくつものトリックで隠された謎を解くヴィクトリカが、前よりずいぶん表情豊かになってきた。
|
2013年08月30日 読了
キノが立ち寄る国は、皆それぞれに特徴がある。
極端な国ばかりだけど、きっとどこかがどこかの国に似ている。
|
2013年08月29日 読了
第2回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。
デブでハゲのの中年男・須賀啓一は、鬼嫁に毎日罵られながら1日500円の小遣いで暮らしていた。
その啓一が、ある日恋をする。
彼女を守ると決めた啓一は、たとえそれがストーカー並の尾行でも止めるわけにいかなかった。なぜなら誰かが彼女を狙い始めたから。
気持ち悪いといわれるような行動しかできなかった啓一が、その恋のために彼女を守り通す。
鬼のような妻がいつの間にか良い親に思えてくるし、読み終わる頃には最初のガッカリ感がすっかりなくなっていた。
|
2013年08月28日 読了
探偵をしていた父が突然死に、高校生の甘栗晃は一人ぼっちになった。
そこへ、父へ仕事の依頼をしていた12歳の少女が、「もう調査費を払っているんだから」と言って母親を探してほしいと押しかけてきた。
高校もやめるつもりでいた晃が、しょうがなく母親探しを始める。
高校生で、探偵なんて初めての晃が、あまりにあっさり色んな事を達成していく。
とても都合よくするする進み、「正論は人を傷つける」といいつつ晃は正論ばかり。
|