2015年12月11日 読了
救急車で運ばれた一般人が次々と死亡し、3人目の死亡が知らされた時、連続殺人を確信する。
そこで安積は、全く関係がない過去のある事件を思い出す。
それは、安積班が検挙した殺人事件で、犯人が服役中の今も無実を訴えている事件。
須田が大変な目に合うが、彼はやっぱりツキを呼び込む。
内容も覚えていないような短編より、これくらいの方がいい。
今回も速水の名言がすべてを好転させる。
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読書と手芸の記録
2015年12月11日 読了
救急車で運ばれた一般人が次々と死亡し、3人目の死亡が知らされた時、連続殺人を確信する。
そこで安積は、全く関係がない過去のある事件を思い出す。
それは、安積班が検挙した殺人事件で、犯人が服役中の今も無実を訴えている事件。
須田が大変な目に合うが、彼はやっぱりツキを呼び込む。
内容も覚えていないような短編より、これくらいの方がいい。
今回も速水の名言がすべてを好転させる。
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2015年12月09日 読了
大正時代、茶道の名家にお稽古をに来た紗葵子は、そこの師範と知らぬ間にお見合いをさせられており、結婚が決まる。
その師匠の家は、かつて生贄となるために育てられてきた姫が死と引き換えに手に入れた井戸を守る家だった。
紗葵子の話と姫の死後とが交互に語られる。始めはそれぞれの物語だが、最後は不思議とシンクロしていく様子が静かに広がり、その後の彼らを様々に想像させる。
誰にも肩入れせずに進むせいか、残酷な場面でもすでに思い出話のようで、ある程度は癒されている感覚があってむやみに痛々しくない。長いおとぎ話といった感じ。
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2015年12月06日 読了
自分が死んだことにして、偽の葬儀をする。周りの人はどんな反応をみせるだろうか。
決して安くない費用がかかりますが、身近な人の本音を引きだすことができるでしょう。
依頼人は、若者から余命1か月の病人まで。
現実の何もかもが感じられなくなり、死のうとしていたセレナは、いかにも怪しげな男に声をかけられる。4か月だけその命を預けてみないか、と。
イケメンだけどヘンタイの男二人と何人かの葬儀をやるうち、セレナを拾った男の過去が見えてくる。縁起でもない仕事だし、とても不謹慎なことをする人たちだけど、なぜだかさわやかに終わっている。
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2015年12月05日 読了
師匠で、義父でもある三代豊国の法事。「歌川の三羽烏」と言われた花形の絵師たちを次々に亡くしていた浮世絵界は、次代を継ぐ者は誰かに興味が集中していた。
娘婿の清太郎は、4代目を継げと詰め寄る弟弟子の八十八や、勝手なことを言う版元たちをかわし、苦悩していた。
技能は師匠に及ばない、そして一党を統べる力はあるか。
苦しむ清太郎に才能あふれる八十八。時代は急激に変化し、浮世絵は売れないと言われるようになった頃を生きた者たちの悩みや戸惑いが、息苦しくなるような言葉で描かれていた。
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2015年12月02日 読了
秋葉原にある交番には、強面だけど秋葉原をこよなく愛する権田と、イケメンで女好きなうえ、幽霊まで見えるという謹慎中の向谷が勤務していた。
そこへあるとき、足だけの幽霊が訪れる。
記憶がないその幽霊の体の行方も追いつつ、秋葉原の交番に駆け込んでくるご近所さんをなだめながら、足子さんと命名された足だけの幽霊が協力して捜査にあたる。
そしてたどり着く真実には、痛ましい事実と共に暖かい思いがあふれ、さっぱりとした気分で終わる。コミカルで楽に読める。
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2015年11月22日 読了
第2次世界大戦。祖母のレシピを見ることが一番の幸せだった少年が、志願兵となる。
戦士として一番下に見られるコックとなった新兵ティムは、個性あふれるコック仲間と共に、補給品の盗難事件やオランダの民家で起きた夫婦の心中など、戦いの中で起こる色んな不幸と謎に対面する。
半ばまでは特に興味を引くこともなく、ただ読み進めていたのだが、だんだん個性がはっきりしてきてからは注目したいことが見えてきて楽しくなった。
読んでるうちは感想もうかんでこなかったのに、読み終えた時は満足感がある。
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2015年11月18日 読了
大森署の署長・竜崎の、周りの人間から見た人物像。
スピンオフ短編集。
効率や数字を重視し、変人で石頭と言われる竜崎だが、話をしているうちになぜか納得させられ、仕事も上手く片が付く。
そんな上司がいたら頼もしい限りで、一つ一つの話はとてもすっきりと気持ちよく終わるのだが、後にはあまり残らない。
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2015年11月13日 読了
飲み会の後、道に迷ったつき子は、児童公園のベンチに座り、ガラクタばかりが入ったトランクをひろげた老人に出会う。
ガラクタと共に物語を売るというその老人がなぜか気になり、つき子はそのガラクタ屋に通うことにする。
絵本のような設定。
古くて、壊れたり擦り切れたり汚れたりしている物たちと、それにまつわる物語を聞いていくうちに、その老人と息子の過去の物語まで知ることになり、、、。
深刻な話があり、辛い過去があることを謎めかして話す。
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2015年11月12日 読了
遊園地で戦隊ショーをしている拓真(27歳)。
長い間音信不通だった妹のサトミが死んだという連絡を受けて駆け付けた拓真は、そこでサトミの子供・昌と出会う。
とまどいながらも馴染んでいく二人。
母親のジャムがつなげる絆にほのぼのとするが、なんだか薄っぺらい。
よくある設定である上に、最後に読者を驚かせるために子供の性別を思い付きで変えてしまったような感じがする。
必ず入ってくるおせっかいな異性の登場人物もそれほど活躍せず、「こんなやついるよね」で終わる。
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2015年11月09日 読了
15年前から羽根藩に仕官している多聞隼人は、鬼隼人と呼ばれ、成り上がりで、領民にも嫌われ、仲間の武士からも軽んじられる。
しかし彼には、誰にも言わない「この藩にいる理由」があった。
かつてこの藩で負った深い傷を誰にも見せず、ただ藩主が名君かを見極めるためだけに生きた。
その生きざまを潔いと言うかどうかはわからないけど、最初からどことなく悲しみが見え隠れしていたせいか妙に納得した。
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