2014年04月18日 読了
賽子職人の音吉は、己が作った悪采でなわばりを広げようとする任侠の親分を打ち負かした。
ところが、その恨みから二人の子供の面倒を見る羽目になるが。。
博打には必要不可欠なサイコロ。
それに細工をし、壺振の思うがままに扱えるものを作り出す。
職人としての心意気と才能が、時に身を亡ぼし、時に身を守る。
特に後半は勢いがあり、博打の見せ場では思わず息を止めるほど。
そのカラクリが意表をついていて面白かった。実物があるなら是非見てみたい。
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読書と編み物の記録