GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐


2014年05月21日 読了
 雪が降り積もる学園で、年に一度の大騒ぎ「リビング・チェス」が行われる今日。
その学校行事にやってきたのは、ヴィクトリカの兄のグレヴィール。そしてグレヴィールの初恋の相手である町の警視総監の妻。

 学園の喧騒から離れたところで、ヴィクトリカは一弥に、懐かしい事件の数々を語り始める。
白で覆われた世界で静かに語るヴィクトリカの、ビスクドールの様な姿が目に浮かぶ。
グレヴィールの髪形の所以なんかも語られる。
主役になりそうな一大イベントが脇役となっているからか、賑わいから離れたところの静けさが引き立って心地よい。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。