誰もが振り返るほどの美人でありながら、「鉄の女」「氷の女」「カミソリ女」という強面なあだ名で呼ばれるほどの冷徹な仕事ぶり。
愛知県警の警部補・京堂景子は、一瞬で相手を凍らせるほどの眼差しと声で事件現場を引き締める。
しかし家に帰るとラブラブな夫の新太郎の作る美味しいごはんに笑顔があふれ、そのギャップは誰も知らない。
今日も手料理を食べながら、新太郎が事件を解くカギを見つけている。
表と裏の顔を持つ景子警部補の、頭脳は実は新太郎で、ちょっと話を聞いただけでヒントをつかんでしまう新太郎。
その変わり身のギャップが面白いが、事件は本当にあっという間に解決してしまうのでちょっと物足りなく感じる。
でも無理やり感はないので納得できる推理。