落陽


2017年10月20日 読了
 東京の小さな新聞社で記者をしている亮一は、「天皇重体」との情報を掴む。
これまで国民にはその姿も人柄も秘されていた天皇の様子が初めて庶民にさらされる。そして崩御の後、東京に神宮を建てるという計画が立てられた。

 150年後に完成する明治神宮を作る計画が動き出す。
なんとも気の長い話が、実は今も続いているのかと思うと見に行きたくなった。
天皇の人柄など知る機会もそうないのに、なぜ人々は国の象徴として認め、崇めるのか。
神宮を作る話よりも、天皇の話がもう少し知りたいと思った。

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