2010年02月14日 読了
成田空港でテロが発生した。狙われて負傷したザミル。
「新人類委員会」が再び日本に潜入したのだ。
恵理、舎念、そしてチベット仏教の高僧の生命が危険にさらされている。ただ一人の特殊防諜班・真田の戦いが始まる。
展開はすっかり判っているので何も心配しないで読める。
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読書と編み物の記録
2010年02月14日 読了
成田空港でテロが発生した。狙われて負傷したザミル。
「新人類委員会」が再び日本に潜入したのだ。
恵理、舎念、そしてチベット仏教の高僧の生命が危険にさらされている。ただ一人の特殊防諜班・真田の戦いが始まる。
展開はすっかり判っているので何も心配しないで読める。
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2010年02月11日 読了
獏。悪夢を食べるモノ。
バク。思い出を食むもの。。。
選択しなかったもう一つの路。人生の岐路まで巻き戻ってやり直すことができるかわりに、選んで生きてきた人生の思い出をバクがもらう。
コミックでいえば松本洋子の「闇は集う」的な設定。
短編集なので、2作目で「また同じか」と思ってしまう。
でも読んでいくうちに、小路幸也の本領が発揮されてどんどん取り込まれていった。
必ず織りこまれている哀しみが後を引く。
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2010年02月09日 読了
第12回歴史群像大賞最優秀賞作。
中国、山に隠棲する男に剣を習っていた朱温は、国を揺るがす大戦が近づいていると聞き、参加する。
朱温の戦歴の記録。
ジャンヌ・ダルクやナポレオンの話で多い、戦いながら大陸を渡る物語。この時代の兵法や政治に興味が持てればもっとおもしろいのかもしれない。
やっぱり主人公を飾る周りの人の魅力が強い。
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2010年02月07日 読了
相変わらず狙われる芳賀一族。それを排除する真田とザミル。
今回はザミルが新人類委員会の総帥と対峙する。
日本人にはなじみが薄いと思われる宗教のルーツや、自衛隊の豪快な登場など、いつものパターンが広がる。
これではいつまででも続けられそう。松岡圭祐の千里眼シリーズ並みに。。。
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2010年02月06日 読了
十支族の末裔、芳賀一族抹殺を狙う新人類委員会。特殊防諜班の真田はまたしても「特命」を受けることとなる。
すでになじみの面々で、さらりと読める。一族の力を受け継ぐ少女が力を失う理由など簡単に想像できるが、最後は相変わらずの鮮やかさ。
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2010年02月04日 読了
特殊清掃を仕事とする二人の男が、仕事場で浴槽の水に溶けた女を片づけた。彼女はなぜ死んだのか。
恐ろしい出だしですぐさま取り込まれた。だけど下品じゃなく不快感もない。
実際の医療事故や薬害についても絡めた話でよりリアルになっている。
「パーフェクトプラン」よりも凝縮されたパワーがあった。
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2010年02月01日 読了
旅の道連れが増え、ますます賑やかに豪快に。
キャラクターは相変わらず深刻な心を抱え、強い警戒心を持ちながらも軽やかに僕僕の手中にはまる。
仲間が増えたせいで大っぴらになれないのか、甘やかな僕僕と王弁の絡みがほとんど見られなくなったのが残念。
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2010年01月31日 読了
内容を説明する必要はない。
でもドラマとは大きく違ったものだった。
第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作で、満場一致で決まったものだという。
そして、白鳥の強烈な存在感は変わらなかった。
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2010年01月30日 読了
高校生にあって、中学生にはないものって何だろう。
14歳でも16歳でも、憂鬱や退屈や不安はかわらない。
別々の高校に進み、ばらばらになっても相変わらず4人でつるんでいる。女の子と出会ったり、裏切りにあったり、友人が死んだり。
ちょっとづつ事件で普通の毎日。
相変わらずの石田ワールド。でも、前作もこれも、長い間覚えていることはなさそう。
たぶん。
あぁでも、もんじゃ焼きが食べたくなった。
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2010年01月29日 読了
僕たちはまだ14歳。
中学生は不自由だ。親と学校からは抜け出せない。
そんな14歳の仲良し4人組の日々。友人の誕生日プレゼントに知恵を絞り、エッチなことに興味を持ち、しつこい級友にうんざりする。
普通だけど身近にはいなかった子たち。
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