2013年08月29日 読了
第2回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。
デブでハゲのの中年男・須賀啓一は、鬼嫁に毎日罵られながら1日500円の小遣いで暮らしていた。
その啓一が、ある日恋をする。
彼女を守ると決めた啓一は、たとえそれがストーカー並の尾行でも止めるわけにいかなかった。なぜなら誰かが彼女を狙い始めたから。
気持ち悪いといわれるような行動しかできなかった啓一が、その恋のために彼女を守り通す。
鬼のような妻がいつの間にか良い親に思えてくるし、読み終わる頃には最初のガッカリ感がすっかりなくなっていた。
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