2013年08月04日 読了
ポーランドで行われるショパン・コンクールの会場で殺人事件が起こる。
遺体は至近距離で胸を撃たれ、さらに手の指すべてが切り落とされていた。
コンクールに出場するために会場に来ていたピアニストたちが動揺して調子を崩す中、同じく参加者の岬洋介は、現場を静かに観察していた。
コンクールとテロとを同時進行させ、素性の知れないテロリストの最後の仕事に結び付ける。
ピアノに詳しい人なら楽しいかもしれないが、コンクールに関する記述はくどくて苦痛。
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読書と編み物の記録
2013年08月04日 読了
ポーランドで行われるショパン・コンクールの会場で殺人事件が起こる。
遺体は至近距離で胸を撃たれ、さらに手の指すべてが切り落とされていた。
コンクールに出場するために会場に来ていたピアニストたちが動揺して調子を崩す中、同じく参加者の岬洋介は、現場を静かに観察していた。
コンクールとテロとを同時進行させ、素性の知れないテロリストの最後の仕事に結び付ける。
ピアノに詳しい人なら楽しいかもしれないが、コンクールに関する記述はくどくて苦痛。
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2013年08月04日 読了
自他ともに認めるトップスターモデルの福山音菜。
どんなに傲慢で自己中心的な態度でも許されていた音菜だが、少しづつ後輩にその座を奪われようとしていた。
トップの自信とプライドが、世代交代を受け入れられず、いつしか鬼のように変わる。精神を病み、それでも復讐だけは忘れない音菜の転落。
読みやすいけど、わかりやすい展開で古い少女漫画のよう。
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2013年08月03日 読了
同時に二つの殺人が起き、二つの捜査本部が立った。
その一つの事件に、なんと速水が被疑者として身柄を拘束された。
今回は安積と速水が一緒に行動する。
二人の駆け引きも面白いが、生意気な本部の若者を扱う二人の対比が興味深かった。
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2013年08月01日 読了
旧友のモンローから、「お願い、助けて」という電話。
25年ぶりの美しかった友は、老けていた。
北海道から逃がしてほしいとモンローから言われた<俺>は、あちこち手をつくして逃がしてやった。
それで終わると思っていた<俺>だが、その直後から正体不明のトラブルに巻き込まれる。
古い名前が出てきて懐かしい。登場人物も年を取った。
同じようにとはいかないけど、年の分頑固にも賢くもなった<俺>が北海道を逃げ回る。
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2013年07月29日 読了
スタリオン:成長した牡馬
二枚目半の芸風で、「種馬王子」として売っていた俳優の当馬。
3人の愛人を持ち、仕事も順調で、好きに生きてきた当馬だったが、ある日ちょっとした不調で訪れた病院で、余命1年の宣告を受ける。
1年で何ができるか。
好きなように生きてきた自分にもう先がほとんどないと知ってからも、付き合ってくれる女はいないだろう。一人で孤独に死ぬしかない。
そう思っていた当馬だったが。
病院で出会った一人の少年の言葉をきっかけに、当馬はあるキャンペーンをうつ。
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2013年07月27日 読了
『探偵はバーにいる』の前日譚。
まだ大学生だった<俺>は、講義にも出ずに毎日飲んでいた。もちろん、ケラーで。
後日長い付き合いになる桐原との出会いが一番興味深かった。
まだ何もできず、何者でもない頃の<俺>。
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2013年07月26日 読了
祖父母から受け継いだ人形堂を、すったもんだのあげくやっと取り戻した澪。
しかし今度は天才肌の冨永がスランプに陥ってしまった。
穏やかに流れる時間を、人形たちとともに眺める。
修復に持ち込まれた人形たちと、職人たち。
優しい気持ちになれる。
冨永の決心が頼もしい。
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2013年07月24日 読了
ふとしたきっかけで知り合った地元の有名人と飲み仲間になった<俺>。
ところがある日、そいつが殺されてしまった。
友人を殺した奴を突き止めようと、探偵はあちこちに罠を撒く。
引っかかってきたのは振り込め詐欺グループ。
さらに廃棄物業者までひろがり、またも<俺>は死にそうな目に合う。
桐原や相田とはもうすっかりうちとけ、高田よりも登場が多い。
年をとっても相変わらずな探偵。
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2013年07月20日 読了
江戸の町名主の跡取り息子麻之助が、幼馴染の悪友二人とともにもめ事を解決するシリーズ。
麻之助の妻が懐妊し、浮かれる麻之助の喜びが微笑ましい。
ふとしたことから気づく真相に、名主の跡取りらしい解決法を見出す。
最後はなんともいえない悲しい出来事が起こる。
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2013年07月16日 読了
天草四郎の復活を願う寅たち。
“聖遺物”を取り返す戦いを続ける彼らの前に“でうすの生まれ変わり”を称する少年が現れる。
その力で仲間と共に敵を滅ぼそうとする少年に、寅はおかしな感覚にとらわれていた。
キリシタンの戦い。
同じようなファンタジーなのに、僕僕シリーズとは大きな違い。
こちらはなぜか白けた雰囲気がまとわりつき、熱中できないシリーズ。
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