2013年07月13日 読了
不思議なめぐり合わせで、学校の図書室で働くことになった詩織。
急に辞めてしまった前任者が置いて行った引き継ぎノートには、とても丁寧で優しい記録が残っていた。
ちょっと不思議な力を持つ詩織が、だんだん司書という仕事にやりがいを持っていく。
本や、そこに残された思いの謎を解きながら。
ところどころは面白いけど、全体としては内容が薄くて簡単すぎ。
少しの苦労も問題もないなんて、それこそキリギリス的でいいのかもしれないけど、あまりにも都合がよすぎた。
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読書と編み物の記録
2013年07月13日 読了
不思議なめぐり合わせで、学校の図書室で働くことになった詩織。
急に辞めてしまった前任者が置いて行った引き継ぎノートには、とても丁寧で優しい記録が残っていた。
ちょっと不思議な力を持つ詩織が、だんだん司書という仕事にやりがいを持っていく。
本や、そこに残された思いの謎を解きながら。
ところどころは面白いけど、全体としては内容が薄くて簡単すぎ。
少しの苦労も問題もないなんて、それこそキリギリス的でいいのかもしれないけど、あまりにも都合がよすぎた。
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2013年07月10日 読了
退官した刑事の種谷から突然連絡があった。
絶対にクロなんだけど証拠が一つもない。しかも容疑者はおそらくヘンタイだ。
種谷は、「その容疑者と親友になれ」と言う。容疑者がボロを出すよう誘導しろというのだ。
今回、<俺>はいままでになく不愉快な人物と友達にならなければならなくなり、生涯最低の冬を過ごすはめになる。
その容疑者は、知れば知るほど気持ちが悪くなり、薄ら寒い。
そのうえ思い当たる人がいそうで、さらに不愉快になりながら読み進める。
でも止められない。最後は、やはり<俺>も年をとったなぁと思う。
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2013年07月07日 読了
カップルの小さな争いにおせっかいをしたばっかりに、腹を刺されてしまった<俺>。
訴えるつもりはないが、何事もないまま終われると思われても困る。
そんないきさつで刺した少年を探すうちに、とんでもなく大きな陰謀へと巻き込まれていく。
きっかけと言えるかどうかもあやふやなくらい小さな出来事から、大きなことへと繋がるが、最後の大事がホントに最後にさらりと出てきてあっさり終わってしまう。
ススキノシリーズの中で、今回の<俺>の仕事は違った終わり方をしている。
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2013年07月05日 読了
自衛隊3部作の一つ。
世界が塩にまみれ、人間も塩となって崩れ落ちる。塩害が着々と広まる東京で、生き残った男と少女。
単行本では読んでいたけど、こちらが元の受賞作品で、しかも少し設定が違っていると聞いて読んでみた。
こちらはラノベのせいか、やたら甘い。
しかも、ところどころに入っている絵がだいなしにしている。
第10回電撃ゲーム小説大賞・大賞受賞作。
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2013年07月02日 読了
平安時代。姉が12人もいる平凡な貴族の宗孝。
ある日仲間たちと肝試しをしていたら、変人とウワサされる中将と出会う。
怪異が好きで、鬼が出たと聞けばどこにでも足を運ぶ中将に見込まれ(?)、あちこち連れまわされる宗孝。
でもそれらはすべて人間の仕業とわかりがっかりする中将だが、宗孝は心穏やかではない。
平安の世で起こる優美で甘やかな物語。
読みやすく、怪異が起こってもホラー要素はないし、晴れ晴れとした気持ちで終われた。
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2013年06月26日 読了
ちんぴらとやりあって怪我をした<俺>が入院した病院で、若いころ一緒に暮らした年上の女性と再開した。
懐かしさで胸がいっぱいの<俺>に彼女は、1通の封書を託す。
前作からだいぶん時が流れ、<俺>は45歳になっている。
急に進んだ時間に驚いたが、気性は相変わらず。
今回は藪をつつき過ぎて怪我をしたといった感じで、わけがわからないままあらゆる知人に助けを求める羽目になっている。
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2013年06月25日 読了
みんなから愛されていたオカマのマサコちゃんが殺された。
そして、若いころにつきあっていた代議士によって消されたんじゃないかというウワサが流れる。
一向に犯人を捕まえられない警察にいらいらした<俺>は、調査に乗り出す。
周りがみんな口を閉ざす中、1人で探る探偵には様々な「警告」がもたらされる。
主人公もストーリーも、どんどん成長してどんどんおもしろくなっている。
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2013年06月20日 読了
調査員の桜庭のところに、キャッチをしていた女を探してほしいと依頼が入る。
腐れ縁の逃がし屋、幼馴染のヤクザといった風変わりな人脈を持つ桜庭が、人探しの末巻き込まれる騒動。
前作をずっと探していたけど見つからないので、諦めて読み始めた。
でも少しも問題はなかった。
ハードボイルド探偵。
さらりと読める。
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2013年06月18日 読了
久しぶりの短編集。
僕僕たちが旅をしている途中の、ある日の出来事を描く。
雨宿りの合間に遊ぶ双六や、海で術にかかって閉じ込められたこと、仲間の繁殖期。
僕僕の友人たちの話もあって、なにげない毎日の様子がわかる。
大変な面倒事も、命の危険も、大事な問題も、僕僕との別れの予感もない、穏やかな毎日。
最後は少し運命めいた話でしんみりしたけど、変わらない僕僕に安心する。
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2013年06月16日 読了
不慮の事故でパイロット資格を失った1人の航空自衛官が次に赴任した先は、防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室。
さらに、やりすぎた取材の失敗で記者から異動させられたテレビ局のディレクター。
共に夢を打ち砕かれた者同士が、次の仕事に向ける夢とは。
面白いような、中途半端なような。。。
3.11の地震の話はあえて追加されたものだけど、やっぱり何かを発信している者としては書きたくなる素材なんだろう。
でも受け取るほうは「またこの話か」となる。
ドラマのほうがおもしろい。
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